特価！インドネシア・カリマンタン島ダヤク族のタトー（刺青）9点セット(サンプル彫刻付き)
カリマンタン（旧ボルネオ）島の密林奥深くに暮らすダヤク族は、その昔よりタトー文化を培ってきました。キリスト教文明が入り込んだ現在では、若者を中心にその刺青文化は衰退の傾向にありますが、壮年層や老人らの身体に施された刺青は、かつてのタトー文化黄金時代を彷彿させます。ここに紹介するのは刺青サンプル彫刻キットです。刺青は、悪霊から身体を守るマジカルなパワーを持っていると信じられていました。また成年の証でもあり、部族戦争においては勇者の記しであると同時に、同部族の認識票的な意味合いも持っていました。ダヤク人の中でも特に高位につく階級の人々は競って、立派なタトー・キットを揃えたものでした。女性も例外ではなく、ダヤク社会ではかつて両腕や両足全体に見事な刺青を施した老若の女性が見られたものでした。
写真は、ダヤク文化の“華”であったタトーに必要な全てを揃えてキットです。未使用です。さらに、若者のタトー離れが続く中で、どのようなモチーフを手と腕のどの部分に描くのかを、後世に伝えるために作られたサンプル彫刻も付いています。
サイズは、腕が長さ約40.5cm、最大直径約5.8cm、厚み約4.5cm、掌部分の最大横幅約8cmで、重さはおよそ228グラム。掌サンプルは、長さが約24.5cm、最大横幅約10cm、最大厚み約3.5cmで、重さがおよそ80グラム。針棒は二本付いています。各々のサイズは、長さ約36cm（60グラム）、長さ約35cm（80グラム）で、両方の先端部には、動物の骨で作った飾りが付いています。墨を入れる小皿は、サイズがタテ約15cm、ヨコ約6.8cmで、厚みが約2.5cm、重さがおよそ60グラム。ならすための先端部が平たい棒が、長さ約27.5cm、で重さが約45グラム。スタンプ台は計3個で、それぞれ5.5 X 10cm(13グラム）、5.5 X 9.7cm(12グラム）、5.8 X 7.5cm(12グラム）です。 インドネシア文化宮は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。 インドネシア文化宮ブログサイト：http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/